APや実績メダルの獲得を目指してプレイしているとあまり意識することはないかも知れないが、実は2つの陣営の間では常にスコア争いが展開されており、一定期間ごとに勝敗が決まっている。
スコアを算出するときに重要になるのが、コントロールフィールドを作成することで獲得できる「マインドユニット(MU)」だ。いくら多くのポータルを占領していても、コントロールフィールドが出来ていなければ勝敗には何の影響もないぞ。
ただし、単にコントロールフィールドを作成すればいいというわけでもない。得点になるのは、5時間ごとの「チェックポイント」の時点で存在していたコントロールフィールドだけなのだ。また、チェックポイント35回で1つの「サイクル」となっており、最終的なスコアは1サイクルごとに記録されている。
陣営を勝利に導きたければ、チェックポイントが遠い時間帯はハックによるアイテムの収集を優先して、チェックポイントが近い時間帯にコントロールフィールドを作ったり敵のコントロールフィールドを破壊するようにするといいだろう。
1日が24時間なのに対してチェックポイントは5回で25時間なので、毎日特定の時間しかプレイできなくても、5日に1日はチェックポイント直前の時間帯にプレイできるようになっているぞ。
・Regional Mind Unit scoring – Ingress ヘルプ
スコア争いの状況や結果は、「OPS」で表示されるメニュー画面内にある「インテル(Intel)」の画面で確認可能だ。最初は地球全体のスコアが表示される。
IntelというとCPUメーカーの名前が思い浮かぶが、元々は知性や情報を表す「Intelligence」の略だ。
「ローカルスコア」のリンクをタッチすると、地球全体を24,576個のエリアに分割した「セル」ごとのスコアが表示される。
ローカルスコアの「セルの動向」をタッチすれば、近隣の他のセルのスコアが一覧表示され、セルを選択すれば詳細な状況を確認できる。
なお、Ingressのアプリを起動した直後に「COMM」欄に表示されるこのような数値は、直前のチェックポイントにおける全世界での両陣営の保有MUを表しているようだ。
個人ランキングにも注目
陣営全体の保有MUによる勝敗とは別に、プレイヤーごとのランキングも集計されている。こちらは175時間のサイクルごとの獲得MUの合計値が元になっており、コントロールフィールドさえ作ればチェックポイントを超える前に破壊されてしまっても得点になるようだ。
なお、個人のMUは3本目のリンクを張ってコントロールフィールドを完成させた人だけが獲得できるので注意しよう。
ローカルスコアの「他のエージェント」をタッチすると、両陣営の獲得MUランキングの上位50人が表示され、自分の順位も確認できるぞ。
ローカルスコアの下部の「HISTORY」からは、過去のスコアの履歴を確認できる。サイクルを選択すれば、詳細なスコアの推移が表示され、ランキングや自分の順位も確認可能だ。ランキングの上位に入ったときは、サイクルの番号を覚えておけば、自慢したいときなどに素早く開けるぞ。
MUはフィールド内の人口で決まる
MUはフィールドの面積とフィールド内の人口密度を元に決定され、フィールド内の人口に近い値となっている。人口の多い地域はポータルの密度も高めで大きなフィールドは作りにくいことが多いが、新興住宅地などは人口の割にポータルが少ないこともある。多くのMUを獲得したければ、このような地域でコントロールフィールドを作りまくるといいだろう。
なお、コントロールフィールドを被うようにコントロールフィールドを作る多重フィールドになった場合、フィールドが重なっている範囲のMUは重複してカウントされるため、時にはMUの合計値が総人口を上回ってしまうこともあるようだ。
MUを稼ぎやすい地域は?
「COMM」のコントロールフィールド作成イベントに表示される獲得MUを集計して平均し、東京の観光で人気の駅や住みやすさで人気の駅の周辺の平均獲得MUを調査してみたところ、住みやすさで人気の街が高めの傾向にあり、特に吉祥寺や赤羽が多くのMUを稼ぎ出していたぞ。
駅名 | 平均獲得MU |
---|---|
秋葉原駅 | +19MUs |
後楽園駅 | +26MUs |
新宿駅 | +52MUs |
渋谷駅 | +49MUs |
原宿駅 | +45MUs |
とうきょうスカイツリー駅 | +38MUs |
浅草駅 | +38MUs |
六本木駅 | +32MUs |
上野駅 | +23MUs |
東京駅 | +15MUs |
中野駅 | +73MUs |
吉祥寺駅 | +102MUs |
赤羽駅 | +101MUs |
目黒駅 | +38MUs |
池袋駅 | +50MUs |