ハック時の獲得アイテム数を倍増させる「Portal Fracker」

2015年11月01日 06時08分
カテゴリ: チュートリアル
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「Portal Fracker」は、指定したポータルのハック時に獲得できるアイテムを2倍に増やすことができるアイテムだ。設置すると破壊されるまで効果を発揮し続ける「MOD」とは異なり、使用後10分経過するか、合計150回のハックが行われると効果が終了する。
現在の所、Portal Frackerを入手するには、実際のお金を支払うアプリ内課金でしか手に入らない「CMU(Chaotic Matter Unit)」というポイントを使う必要がある。Portal Frackerの価格は2400CMUとなっており、2500CMUが1.99ドル(240円前後)だが、、200000CMUが99.99ドル(12000円前後)なので、CMUをまとめ買いすれば1つあたり145円程度まで安くなるぞ。



Portal Frackerを使うには、アイテム一覧でPortal Frackerを選択して「使用」を押そう。


ポータルを選択するように表示されるので、対象にしたいポータルをタッチして選択し、「CONFIRM」を押して確定しよう。


Portal Frackerを使用されたポータルをハックすると、出現したアイテムが2つに分裂するという演出とともに獲得アイテムが倍増する。
グリフハックのボーナスなどを含む全ての獲得アイテムが2倍になるので、ポータルキーも2つ同時に入手可能だ。


Portal Frackerが有効になっているポータルは、Intel Mapでもこのようなマーク付きで表示されるぞ。



有効利用にはレアなMODとの併用が必須


通常のポータルは、1回ハックすると次にハック出来るようになるまでに5分待つ必要があり、4回ハックするとバーンアウト状態になって4時間の待ち時間が必要という制限があるので、10分ではハック2回しかハック出来ず、Portal Frackerを使っても僅かなアイテムしか増やせない。
効果的に利用するには、再ハック可能になるまでの時間を短縮する「Heat Sink」や、バーンアウト状態になるまでにハックできる回数を増やす「MultiHack」などのMODとの組み合わせが必須だろう。
従来だと、ポータル密集地帯でグリフハックしまくれば待ち時間が5分のままでも十分なので、RareやVery RareのHeatSinkは希少性の割に有難味が薄かったが、10分でなるべく多くハックすることが重要になるPortal Frackerが登場したことで、価値が見直されることになりそうだ。



大人数でのファーミングで威力を発揮


1人のプレイヤーだけではレベル5までのポータルしか作れず、MODも2つまでしか設置できないため、Portal Frackerの効果を最大限に利用するには、8人以上のプレイヤーが集まってレベル8のポータルを作る必要がある。
移動せずにハック可能な範囲に4つのポータルがあり、それぞれにVery Rare HeatSinkを3つとVery Rare MultiHackを設置すれば、10分で16回ずつの通常ハックが可能だ。この場合、9人程度でも150回というPortal Frackerのハック数制限をほぼ使い切れる計算になる。

グリフハックの場合は、グリフハック自体に25秒ほどかかるので、10分で合計24回程度までしかハック出来ないが、ポータル数を3つに減らして出費を抑えることが可能だ。HeatSinkをVR+VR(59秒間隔)かVR+R+R(51秒間隔)の構成にすれば、10分で各ポータルを7~8回グリフハック出来るだろう。



HeatSinkの構成による待ち時間の変化は、有志が作成した以下のページにまとめられているぞ。ただし、最速でハックし続けた場合のバーンアウトまでの時間のデータには誤りがある。N回ののハックを行う間に必要な待ち時間はN-1回のはずだが、N回として計算されてしまっている。

HeatSink効果一覧 – Google スプレッドシート



ソロでも短時間でポータルキーを集めたい場合に役立つ


仲間と協力しないソロプレイの場合は、既存の高レベルポータルを見つける必要があるが、MOD枠が空いていたりMultiHackやVery Rare HeatSinkが設置済みの高レベルポータルはなかなか見つからず、Portal Frackerをアイテム補給に活用できる機会は少ない。
しかし、多重コントロールフィールド作成のためのポータルキー集めを短時間で行いたい場合には役立つかも知れない。自宅などに近いエリアなら、毎日出向いて大量のポータルキーを集めることも可能だが、近所に大規模な多重フィールド作成に適した場所があるとは限らない。短時間で多数のポータルキーを稼げれば、頻繁には通えない遠征先でも多重フィールド作成に挑戦できるだろう。

MOD枠が2つ空いていれば、MultiHackとVRHSで90秒間隔で8回の連続ハックを可能にし、HS設置時に再ハック待ち時間がリセットされる現象も利用すれば、10分間で8回、11分までににもう1回の通常ハックを行える。グリフハックはキーの出現率に影響しないので不要だ。
ポータルキーの出現率が70%だとすると、8×2=16回分のハックでは11個前後を入手できる。
あまり多くの時間をプレイに費やせないが、一度でいいから10段を超えるような多重フィールドを作ってみたいという人なら、500円ほどを支払ってPortal Fracker×2を買うのも悪くないかもしれない。

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