アプリ内ストアの情報が公開され、一部ユーザーに提供開始

2015年10月29日 14時55分
カテゴリ: ニュース

Ingressの公式Google+アカウントで、新要素「ストア」の予告が公開された。ストアでは、「CMU(Chaotic Matter Unit)」というポイントを使用してアイテムを入手できるようになるようだ。Chaotic Matter Unitsはアプリ内課金で入手できるようになっているが、他に入手手段が用意されるのかは不明だ。
告知文には日本語版も用意されており、アプリ内課金を含むモバイルアプリの売り上げが世界一とも言われる日本市場への注目度の高さがうかがえる。


日本語版の告知文

英語版の告知文

日本は世界一のアプリ課金大国?世界の売上・DL数ランキング | アプリマーケティング研究所


CMUで入手できるアイテムは、現在のところ「ポータルフラッカー」「ビーコン」「キーロッカー」の3種類が明らかになっているのみだが、今後追加されるとのことだ。これらのアイテムは、CMUを原料として製造するという設定のようなので、ポータルのハックでは入手出来ないストア限定のアイテムになるのかもしれない。
「ポータルフラッカー」は、ポータルのハック時のアイテム出現量を倍増させるアイテムで、MODとは別枠となり、一定時間もしくは一定ハック数で効果が消滅するようだ。
「キーロッカー」は、最大2000個のアイテム所持数とは別に最大100個のポータルキーを収納しておけるカプセル系アイテムで、一人5個まで所持可能とのこと。5種類のカラーが用意されるようだ。


「ビーコン」はポータル上に目印を表示させるだけのアイテムで、作戦で使用するポータルを仲間に知らせたい時などに使えそうだ。
Google+の告知文には画像が無いが、公式動画「INGRESS REPORT – #Abaddon Begins – Raw Feed October 22 2015」内で姿を確認できる他、アプリ内のデータを分析しているブログに一覧が掲載されている。

INGRESS REPORT – #Abaddon Begins – Raw Feed October 22 2015 – YouTube

≫ Ingress APK Teardown [1.85.1]


Ingressの利用規約が10月22日に改定され、「Virtual Money and Virtual Goods」という節で、アプリ内課金によるChaotic Matter Unitsの購入について述べられている。
規約では課金機能を利用できるのは18歳以上に限られるとのことなので、課金者が大幅に有利になるようなアイテムが追加されることは無さそうだ。
多くの基本無料ゲームと同様に、無課金でもCMUを入手できる手段が用意される可能性もある。ゲームによっては、無課金で入手できる通貨の量では安いアイテムしか入手出来ない場合もあるが、Ingressではアイテムの価格の幅は広くないので、無課金でCMUを入手できるならどのアイテムも根気次第で入手できるようになるはずだ。

Terms of Service : Niantic, Inc.


最近公開されたIngressアプリのバージョン1.85.1では、アプリストアの登録情報に課金機能に関する表示が追加されている。
米ドルで$1.99~$99.99の項目が用意されるようだ。


Ingressのアプリ内のデータを分析しているブログによると、CMUは2500、7000、15000、32000、90000、200000入りのものが存在するとのこと。2500CMUが2ドル、80倍の20万CMUが50倍の100ドルというように、まとめ買いするとお得になる方式のようだ。

≫ Ingress Teardown ? Bonus (Store Details)

≫ Ingress Teardown ? Bonus Part 2 (Store Details)



Google+の投稿によると、一部のユーザーの間では既にストアが有効化されているようだ。投稿された画像によると、14900CMUでキーロッカー5個セットが購入できる他、ビーコンは3個入りで1300CMUとなっている。別の投稿では15000CMUが$9.99となっているので、1200円ほどあればキーロッカー5つが手に入ることになる。

もう「Store」が実装され、購入している人がいるー。おいらはまだ実装されない… #Ingress #tf
ingress store is now live! what are you willing to fork out for??

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