同じ数字が並んだり連続する数字が並んだキリの良い数値(キリ番)は、特に意味が無くても手に入ると嬉しいものだ。Ingressにおいてキリ番の狙い甲斐が有る数値と言うと、累計獲得APが挙げられる。Google+などでは、APをキリ番にしたステータス画面のスクリーンショットを自慢しているプレイヤーをしばしば見かけるぞ。
増えることはあっても減ることは無いAPでは、一度超えてしまったキリ番は二度とゲットできず、7桁以上ともなるとかなり貴重だ。
APを獲得できる行動には様々なものがあり、リンクとコントロールフィールドの作成のように同時に発生するものも多いので、狙ってキリ番にするのは難しそうに見えるが、注意すべき点は意外と少ない。獲得APがはっきり定まっているので、XMの累計獲得量などよりも簡単に狙えるだろう。主な戦略をここで解説するので、キリ番APに近づいている人は挑戦してみては。
APを獲得できる主な行動
獲得AP | 獲得条件 |
---|---|
50 | グリフハック1問正解ごと |
およそ30~200 | グリフハック全問正解(問題数と残り時間で変動) |
10 | ダメージを受けたポータルへXMをリチャージ |
100 | 敵ポータルのハック |
625 | 中立ポータルに最初のレゾネーターを設置 |
125 | 2~7つ目のレゾネーターを設置 |
375 | 8つ目のレゾネーターを設置 |
1750 | 中立ポータルに一人で8つのレゾネーターを設置 |
65 | 他人が設置したレゾネーターを高レベルのものにアップグレード |
125 | ポータルへのMODの設置 |
313 | リンクの作成 |
1250 | コントロールフィールドの構築 |
75 | 敵レゾネーターの破壊 |
187 | 敵リンクの破壊 |
750 | 敵コントロールフィールドの破壊 |
リンク作成の313APで5の倍数に調整
大部分の行動の獲得APは、下一桁が「0」か「5」になっているが、リンクの作成の313APと敵リンクの破壊の187APだけは例外となっている。これを利用すれば、キリ番までの残りAPを5の倍数に調節できるぞ。敵レゾネーターの破壊とセットで発生する敵リンクの破壊より、単体で実行可能なリンクの作成の方が使いやすいだろう。
残りAPを5で割った余りが1の場合はリンク2回の626AP、2の場合はリンク4回の1252AP、3の場合はリンク1回の313AP、4の場合はリンク3回の939APで、残りAPが5の倍数になる。
次に、レゾネーターの設置やアップグレードなど、獲得APの下一桁が5の行動で、残りAPが10の倍数になるように調整しよう。
あとは敵ポータルのハックの100APや味方ポータルへのリチャージの10APでキリ番に合わせてやればいいぞ。
うっかり大量のAPを獲得してしまわないように注意
奪取やレゾネーターの設置を行わずにすぐにリンクだけを行える状態の味方ポータル群が見つかれば、残りAPが1500AP程度でも好きな数値を狙える。
ただし、残りAPが少ない場合は、間違ってコントロールフィールドを作って1250APを獲得してしまわないように注意が必要だ。
また、レゾネーターを設置するときも、中立のポータルに最初のレゾネーターを設置したときは625AP、8つ目のレゾネーターを設置したときは375APが獲得されることに注意しよう。
残りAPが何万もあるうちは、攻撃や占領などの獲得APの多い行動で稼ぐのが効率的だが、残りAPが1万以下になる頃からは、過剰なAP獲得をしないように慎重に行動した方がいいだろう。多数の敵ポータルの間にリンクやコントロールフィールドが張り巡らされている場所で攻撃を行うと、一挙に何千ものAPを獲得してしまう場合がある。
早めに調整を始めて、あとは敵ポータルへのハックの100APで埋めるのが安全だ。
敵ポータルを奪う場合は残りAPに余裕を持たせよう
敵が優勢の地域でリンクできるポータルが見当たらない場合は、敵のリンクの破壊による187APで調整するという手が考えられるが、いくつものリンクが張られたポータルばかりだと調整が難しい。攻撃の途中で他の人に破壊されたり新たなリンクが作られて計算が狂う恐れもある。
敵ポータルを奪取してからリンク作成で調整した方が簡単だろう。この場合、奪取の際に敵のリンクの破壊が生じるので、残りAPを5の倍数にするために必要なリンクの数はポータルを確保してから計算する必要があるぞ。
最大4本のリンクを張るには、少なくとも4つのポータルを奪ってレゾネーターを8つ設置する必要がある。敵のレゾネーターの破壊なども合わせると、少なくとも1万程度、リンクやコントロールフィールドの破壊数によっては2万以上のAPを獲得する可能性があるので、残りAPに十分な余裕を持って取りかかろう。
なお、「ジャービス ウィルス」や「ADA リファクター」などの陣営反転アイテムを使えば、APを獲得することなく敵ポータルを味方ポータルに変えられるので、残りAPが少ないキリ番も狙えるぞ。
グリフハックで調整するという手も
ポータル情報画面の「HACK」ボタンの長押しで挑戦できる「グリフハック」は、全問正解時に残り時間に応じたボーナスAPを獲得できる。
ポータルさえあれば確実に実行できるので、近隣が最大限にリンク済みの味方のポータルで埋め尽くされている場合などに試してみよう。
望みの値を狙うのは困難だが、1/5の確率で残りAPが5の倍数になるAPを獲得できる計算だ。ボーナスAPはグリフハックするポータルのレベルが高いほど増え、最大で450ほどになるが、残りAPが3000もあれば5の倍数に合わせられるだろう。
グリフハックは、残りAPが少なすぎてリンクで5の倍数に合わせられない場合の最後の手段としても有効だ。この場合、中立ポータルやレベル1の味方ポータルで残り時間ギリギリでクリアすれば、獲得APを100以下に抑えてチャンスを増やせる。5の倍数にならなくても、5で割った余りが3など、少ないリンク回数で5の倍数に合わせられるAPになれば残りAPの範囲内に収められるぞ。
また、全問正解でない場合は1問正解につき50APの獲得となるので、味方ポータルしか無い状況で残りAPを埋めたい場合にも役立つ。この場合、誤って全問正解してしまわないように注意が必要だ。