今週末が見頃!文京区の名所でお花見を楽しもう

2017年03月30日 06時30分
カテゴリ: ニュース

各地で桜が見頃を迎えるお花見シーズン、文京区では小石川にある播磨坂で「文京さくらまつり」が開催されている。開催期間の真ん中となる今週末の4月1日と2日は、播磨坂が歩行者天国となり、パレードなどの催しで賑わうぞ。今年は暖かい日が少なく桜の開花が遅めとなっているため、都内ではちょうど今週末に満開となる見込みだ。
文京区内には、江戸川公園や六義園、護国寺など、桜を楽しめるスポットが他にも多数存在する。史跡や名勝のこの時期だけの景色を楽しめるので、「お花見は近所の公園で十分」と思っている人も、ぜひ足を延ばしてみよう。


東京ドームの北西、多くの寺社が建ち並ぶ小石川の西寄りにある「播磨坂」は、環状3号線の一部として整備された道路だ。1960年に「全区を花でうずめる運動」でソメイヨシノなど約120本が植樹され、1971年から「文京さくらまつり」が開催されている。
電車で訪れる場合は、東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅が最寄り駅だ。

文京区 文京さくらまつり


播磨坂の北には、様々な植物が植えられている「小石川植物園」があるぞ。大人400円、中学生以下130円の入園料がかかるが、さくらまつりの時期には混雑するので注意が必要だ。

小石川植物園


文京区の北西、多くの文化財を擁する「護国寺」にも桜が植えられている。数はそれほど多くはないが、他の樹木の緑と織り交ざって色彩豊かな景色を楽しめるだろう。
4月2日には子供の健やかな成長を祈願する「花まつり」も開催されるぞ。

4月 2日 花まつり灌仏会のご案内 | 大本山 護国寺

御朱印収集人:護国寺 花まつり



江戸城から護国寺へ参詣するための御成道だった音羽通り沿いにある「鳩山会館」にも、桜を始めとする木々が植えられ、豪華な洋館を彩っている。
内閣総理大臣などを務めた鳩山一郎の私邸として多くの政治会合に使われた洋館で、現在は記念館として公開されており、大人600円の入館料で見学可能だ。

鳩山会館



音羽通りの南端・江戸川橋から西に向かう神田川沿いも、桜の名所として知られている。川沿いの「江戸川公園」に続いて、「椿山荘」や「新江戸川公園」などの庭園があり、様々な景色を楽しめるぞ。

文京区 江戸川公園


文京区北端の本駒込にある大名庭園「六義園」は、15メートルもの高さのしだれ桜が有名だ。4月2日までは開演時間が21時までに延長され、しだれ桜や庭園のライトアップなどの企画が実施される。入園料として一般(中学生以上)300円、65歳以上150円が必要だ。

六義園 | 庭園へ行こう。



東京ドームの隣には、国の特別史跡および特別名勝となっている「小石川後楽園」がある。水戸徳川家の祖・頼房と二代藩主・光圀によって作られた大名庭園で、ソメイヨシノやしだれ桜、ウコンザクラなど、様々な木々が織り成す景色を楽しめる。
こちらも入園料は一般300円、65歳以上150円となっているぞ。

小石川後楽園 | 庭園へ行こう。

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