Ingressのミッション作成時に意外と高い壁になるのが、アイコン画像の作成だ。公開されるものだから、ネット上で入手したものを使うわけにはいかないし、単に手持ちの写真から切り抜いただけではなかなか見栄えの良い物にはならない。かと言って、本格的に自作するのも大変だ。
そこで、手持ちの画像を手軽に実績メダル風のアイコン画像に変換できるサービスを、このサイト上にオープンしたぞ。
ドラッグ&ドロップかファイル選択ダイアログで画像を読み込み、拡大縮小率や上下位置、前景色と見なす明るさのしきい値などを設定するだけで、六角形に切り抜いた単色画像が出来上がる。
本家の実績メダルを模したブロンズからブラックまでの配色などがプリセットとして用意されている他、自由に配色を設定することも可能。枠線やアクセントカラーも調節でき、塗り潰しにはグラデーションも使用できる。
更に、前景色・背景色の2色ではなく無段階のモノトーンにしたり、元画像の色のままで単に六角形に切り抜くなど、本家の実績メダルには無いデザインも選択でき、写真やアイコンなど様々な画像を手軽にメダル風に変換できるぞ。
複数の画像をドロップして一括生成することも可能なので、ホーム画面に使うアイコンの生成などに使ってもいいだろう。
ブラウザで「Medal Icon Generator」のページにアクセスしたら、ファイル選択ボタンを押してダイアログで選択するか、プレビュー部分に画像ファイルをドロップして、元画像を読み込もう。
画像は自動的に512×512ピクセルに収まるように配置されるが、「Scale(%)」の数値を調節することで大きさを変更可能。「X」と「Y」で位置も調節可能だ。設定の変更は自動的にプレビューに反映されるぞ。
「Threshold」では前景色に変換される明るさのしきい値を調節できる。「Reverse」にチェックを入れれば、暗い部分が前景色になるぞ。また、下部の「Color Match」の「Range」を変更すれば、特定の色合いの部分を着色するアクセントカラーの範囲を調節できる。
設定欄上部の「Bronze」「Silver」などのリンクをクリックすれば、予め用意された配色設定を読み込める。
「Threshold」を「0」にすれば、背景色と前景色の2色ではなく、無段階のモノトーンに変換される。上手く二値化出来ない写真などに使うといいだろう。
「Original」にチェックを入れると、元画像がそのまま枠内にコピーされる。単に六角形に切り抜きたいときに利用しよう。別のツールで作成した画像の切り抜きに使ってもいいだろう。
背景などの欄に「radial-gradient(256,256,0,256,256,256,0 #ffebc4,0.7 #f8d188,1 #6d4d28)」のように記述すれば、同心円状のグラデーションも使用できる。
本家のAnomaly系メダルで使われている他、写真などの変換時に枠線と全景が密着するのを避けたい場合などにも利用できるだろう。
「Generate」のボタンをクリックすると、設定欄の下に変換後のアイコンが縮小表示され、クリックすることで保存を行えるぞ。
一度画像を読み込んでから、新たな画像を読み込むと、現在の設定に従って生成が実行される。複数の画像をドロップすれば一括で変換することも可能だ。