ポケモンGOでは、提携企業の店舗などを「ポケストップ」や「ジム」としてゲーム上に登場させることで集客に繋げるという独特のタイアップを多数実施している。
日本では、サービス開始時からマクドナルドのハンバーガーショップがポケストップやジムとなっている他、ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話ショップ、イオン系列のスーパー、タリーズコーヒー、伊藤園の自動販売機などが登場してきたが、今回新たに日本最大のコンビニエンスストアチェーンであるセブンイレブンの店舗が一挙にポケストップ化されたぞ。
対象店舗数は約19000件にも上り、住宅地にある店舗も多いため、自宅の最寄りポケストップが一気に近くなったという人も多いだろう。自宅周辺に出現しているポケモンを捕まえていてモンスターボールが尽きてしまったときなどに重宝しそうだ。
通常のポケストップは、史跡やオブジェなどがある場所に配置されていることが多いため、住宅地では近くにポケストップが無いことも多い。住宅地の近くにも多数存在するセブンイレブンがポケストップになったことで、7日間欠かさずにポケストップにアクセスすることによるボーナスもゲットしやすくなるだろう。
7日目のボーナスでは、通常は低確率でしか入手できない進化用のアイテムが必ず1つ手に入るので、休日に出掛けるのが面倒でなかなか7日連続を達成出来ずにいたという人などは、ぜひセブンイレブンを活用しよう。
セブンイレブンでは、今後もポケモン関連商品の販売などの企画を実施していくとしており、限定デザインの「Google Play ギフトカード」や映画の特別前売り券などの販売が発表されている。
Google Playでは初という限定デザインのギフトカードは、4月24日から数量限定で発売予定。
ポケモンアニメ20周年記念映画「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」のぬいぐるみ付き特別前売り券は、4月15日から7月14日の販売で、ぬいぐるみは7月11日以降に受け取りとのことだ。
ポケモンGOのベースになっているIngressでも、ローソンやソフトバンク、伊藤園の自動販売機などが「ポータル」として登場するタイアップが実施されてきた。ソフトバンクや伊藤園はポケモンGOでもポケストップ化されたため、ローソンではなくセブンイレブンがポケストップ化されたことに驚いた人も多いだろう。
これらのタイアップは国ごとに1業種1企業までというのが通例なので、今後ローソンがポケストップになる可能性は低くなってしまい、ローソンの方が近いという人にとっては残念なところだ。