2015年9月6日の8時頃、樺太と台湾、ミクロネシアを結ぶEnlightenedの巨大コントロールフィールド(BAF: Bad Ass Field)が出現し、日本のほぼ全域が被われてしまった。「Operation MidGard」と題されたこの大規模作戦は、中野区のGoogle Hangoutsグループが中心となって計画されたもので、当初は8月9日の決行を予定していたが台風の接近で延期されていたもののようだ。中心人物がGoogle+に投稿したレポートによると、現地への旅費に200万円以上が費やされているという。
フィールドは台湾側の10以上のポータルを頂点として多重化され、ピーク時は画面が緑で塗り潰されて道などが見えなくなってしまうほどに。15時前には台湾のポータルが全て奪取されたが、巨大さ故にデータの反映が追いつかず、18時を過ぎても巨大コントロールフィールドは残り続けていた。
コントロールフィールド内のポータルではリンクが行えなくなることから、迷惑がる声も少なくなかったようだ。
・【作戦完了のご報告】 English version is latar. こんにちは。unitarocomです。 本日9月6日…
Twitterまとめサイト「Togetter」などに当時の様子がまとめられている。
・【Ingress】「何が起きた!?」午前8時、日本がロシア・台湾・ミクロネシアのドデカい緑三角に沈む – Togetterまとめ
コントロールフィールド内では新たなリンクは張れないが、既存のリンクを破壊することは出来るため、リンクの無い孤立ポータルだらけの状態になっていた。巨大フィールドが消えた瞬間を狙えば、普段はなかなか作れない長距離リンクを作りやすいだろう。
アプリ上でも画面が緑に被われて道路の標示が識別不能になっていた。
「OPS」→「インテル」→「ローカルスコア」→「セルの動向」で表示される近隣エリアのスコアはEnlightenedが圧倒的優勢に。