ちょっと離れたポータルもスイスイ巡っていけるチャリングレスだが、自宅から自転車で行ける範囲は限られており、そのうちマンネリ化してくる。そこで注目したいのが、折りたたんで持ち運べるフォールディングバイクだ。電車や自動車で持ち運べば、離れた地域でもチャリングレスを楽しめる。
「DOPPELGANGER 202 blackmax」は、3万円以下の手ごろな価格ながら、本格的な仕様で人気の製品。アルミパーツを多用して12キログラム台まで軽量化されつつ、JISのテストをクリアする強度も確保。乗り心地にもこだわって設計されている。
フレーム本体やハンドルバー、シートポストなど多くの部分にアルミ素材を使用することで軽量化を図り、12キログラム程度の重さに抑えられている。
「いかに小さく折りたためるか」を追求したミニマム・フォールディング・デザインにより、800×640×360mm(ペダルを除く)というコンパクトな形に折りたたみ可能。
公式サイトの動画によると、慣れれば30秒ほどで折りたたみ・組み立てが可能のようだ。
二本のパイプをプレートで繋ぐ独自の「パラレルツインフレーム」構造などにより、JISの定める強度試験項目「D9301:2013」のうち、フレーム耐久性を評価する「耐震性試験」「疲労試験」「前倒し衝撃試験」をクリアする強度を実現している。
組み立て時の全長は1480mm、サドル高は670~895mm、ハンドル高は1000~1080mmの間で調節可能。ハンドル幅は570mmとなっている。
シマノ製7段変速や52T大径チェーンホイール、高いOEM実績を誇るKMC製のチェーン、シマノ製インジケーター付きグリップシフト、軽量・強力なVブレーキなど本格的なパーツを採用。
車体上部に位置するシートやハンドルを軽量化することによる低重心化や、輪間距離の延長による安定性の確保など、乗り心地を高める工夫も凝らされている。