Ingress本体アプリのバージョン1.90.1へのアップデートが提供開始された。このバージョンでは、ハック時のキー取得の有無をコントロールするオプションが追加された。
従来だと、既にキーを持っているポータルをハックしても新たなキーは入手できないため、同じポータルのキーを集めたい場合は一旦ドロップするかカプセルに格納して、所持していないと見なされる状態にする必要があった。
新バージョンでは、グリフハックの開始時に「MORE」のグリフを入力することで、既にキーを持っている場合でもキーが出現するようになった。これにより、余計な手間無しでスムーズにキー収集が可能になったぞ。
また、グリフハック開始時に「LESS」のグリフを入力した場合や、マップ上のポータルの長尾指示に表示されるメニューの「HACK NO KEY」を選択することで、キーを持っていない場合でもキーが出現しないハックも可能になった。
これにより、遠征先でハックしまくった場合などに、必要ないポータルキーを入手してあとで処分するという手間が必要なくなった。
ポータル情報画面の「HACK」を長押ししてグリフハックの画面に入ると、「COMMAND CHANNEL OPEN」と表示されるようになった。
ここで「MORE」のグリフを入力すれば、既にキーを持っている場合でもキーを持っていないときと同様に一定確率でキーを入手できるようになる。
「MORE」は中央の小さな「へ」の字だ。上昇のイメージで覚えればいいだろう。
これにより、多重コントロールフィールドを作るときなどのキー集めが大幅に楽になった。
逆に「LESS」のグリフを入力すれば、キーを持っていないときでもキーを入手しないようにすることも可能だ。
メイン画面でポータルを長押ししたときに表示されるクイックメニューには「HACK NO KEY」が追加され、UPV目当てで遠征したときなどに使い道の無いキーを入手してしまって処分するという手間が無くなった。
不要なキーを処分するときは、リサイクルよりドロップした方が早いため、MISSION DAYなどのイベント会場では大量のキーが投棄されることがあった。キーの落ちている位置の情報はその場に居る全プレイヤーに配信されるため、人の集まるイベントではサーバの処理・通信料が激増することが問題となっており、今回の改良もこのような大量投棄緩和策の一環と見られているぞ。