史跡巡りもゲームも!緑の濃い江戸川橋を歩くAG専用ルート

2015年07月09日 16時57分
カテゴリ: エリアガイド
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どこに行くにも便利な江戸川橋は、史跡巡りもゲームも楽しめる、イングレスAGの聖地といえる。前回は、エージェントを暖かく歓迎してくれた江戸川橋地蔵通り商店街を中心に体験会を実施したが、今回は神田川沿いにある江戸川公園を起点とした椿山荘メインのコース。庭園を巡ったあとは、芭蕉庵や水神社を見学して胸突坂から永青文庫へ向かうのがお決まりのコースだが、ぶんきょう・いんぐれす推奨コースは駒塚橋を渡り、リーガロイヤルホテル方面へ向かうルートだ。

都会の喧騒から離れた緑濃いオアシス「椿山荘」

音羽商店街連合会・関口活性化協議会の協力を得て、江戸川橋において第2回目となるイングレス体験会が開催された。今回のイベントで歩いた椿山荘は、南北朝時代から「椿山(つばきやま)」と呼ばれた、椿が多く自生する景勝地。江戸時代は、滝浴み、螢狩り、蟲聴きの名所として、多くの人々で賑わったと伝えられている。

明治に入り、同じく椿の名所長州(山口県)萩出身の山縣有朋公の手により築庭が行われた。東京大空襲で有朋公の一千坪の大邸宅、樹木の大半が灰燼に帰してしまったが、藤田興業の創業者・小川栄一が「戦後の荒廃した東京に緑のオアシスを」と考え、1万本を超える樹木を移植し復興させた名園。

広大な敷地に、三重塔、灯篭、庚申塔など、歴史をしのばせる文化財が配され、その1つ1つがポータルとなっている。庭園を巡るミッションも用意されており、都会の喧騒から離れた緑濃いオススメのイン活スポットといえる。

有楽町線江戸川橋駅の1a出口の階段を上ると目の前は神田川。目の前の橋を渡ったところに江戸川公園の入り口がある。椿山荘までは、「江戸川公園を調査せよ」ミッションで公園内のポータルをハックしよう。

ダブル滑り台を通り過ぎ縦長の公園を抜けると、椿山荘の敷地が見えてくる。庭園へは神田川沿いの冠木門から入ることができる。もちろん、見学料は無料だ。初めての人は、「椿山荘(庭園散策)」ミッションがお勧め。

幽翠池(ゆうすいち)
ひょうたんの形をしている庭園造営当初からの池。整備を重ねながらも、往時の影を残している。

三重塔
東京大空襲での焼失を免れた国の登録有形文化財。広島県の寺にあったものを譲り受け移築した。室町期の作と推定されている。塔の後ろにも回る道があり、見上げることにより塔の曲線美が際立つ。

椿山荘の碑
有朋公が椿山の地を入手し、椿山荘と命名した際の感慨を刻んだ記念碑。

多くのイングレスAGが練り歩く人気補給地「早大通り」

椿山荘の濃い緑で気分が爽快になったら、冠木門を出て右に折れ、関口芭蕉庵と水神社のところを左に折れ、駒塚橋を渡ってリーガロイヤルホテル方面に向かうのが、AG向けコース。ホテルに突き当たったら左に折れ、大王らーめんから斜めに伸びる道を通って早大通りに入ろう。

早大通りは、ローソンポータルのある山吹町交差点から早稲田大学正門へと至る全長約940メートルの道路。道路は片側二車線あるが交通量が少なく、歩道が広いのが特徴。歩道に設置されている動物や少年のモニュメントがポータルとなっており、数多くのAGが集う場としてにぎわっている。

山吹町交差点を左に曲がると、子育て地蔵のある江戸川橋地蔵通り商店街をぜひ、訪れてほしい。疲れを癒してくれる「玉露園」のアイスグリーンティ、ラーメンでお腹がいっぱいになる「大勝軒」などがオススメだ。

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