ハックボタンを長押しすることで挑戦でき、成績に応じてAPや獲得アイテムボーナス、「Translator」の実績ポイントが得られる「グリフハック」で、新しいグリフが出題されるようになったことが話題になっている。
グリフハックの出題傾向は今までにも度々変化してきており、滅多に見かけなかったグリフが急に頻出するようになることもあったが、全く新しいグリフが登場するのは初めてのこと。
新たに登場したのは「unbounded」「technology」「intelligence」「grow」の4つ。いずれも比較的覚えやすい形状だが、見慣れないグリフに戸惑って失敗してしまう人が続出しているようだ。
Ingressでは、12月1日に3周年記念の「Vanguard」メダルが進呈されるのを前にして、獲得APやアイテムが倍増するキャンペーンが実施されているが、グリフハックでAPやメダルを稼ごうと思っていた人にとっては思わぬ試練となっている。週末にAP稼ぎに出掛けようとしている人は、ぜひ新グリフの予習をしておこう。
Google+などには、新グリフの出現報告が次々に上がっている。新グリフ4つからなる「Technology intelligence grow unbounded」という4連シーケンスも存在するようだ。
・Surprise agents! New glyphs! Technology intelligence grow unbounded …
これらの新グリフは、10月25日に公開された公式動画の中で登場しており、Ingressのバックストーリーを綴る公式アカウントの一つ「Niantic Project」でも紹介されている。
・Jahan and ADA: The Awakening – Sigint Video Intercept – YouTube
・Agents, thank you for your contributions and analysis to the video uncovered…
ブラウザ上でグリフハックの練習などができる「Ingress Glyph Tools」などのサイトでは、既に新グリフへの対応が進められている。GitHubで公開されているソースコードの更新履歴によると、先月末の時点で存在が確認されていたようだ。
・Add 15 new glyphs(from glyphtionary) ・ gm9/ingress-glyph-tools@03ba04f ・ GitHub
「unbounded」の新グリフは、一見すると難しそうだが、「セ」の形から外周に繋がる渦巻き型と考えれば、「chaos」や「enlightend」などの難解な大型グリフよりはずっと覚えやすい。
「technology」は、右側が真っ直ぐに伸びたリボンのような形のグリフだ。
「intelligence」は、左下から斜め上に進む途中で上に出っ張る形。よく見ると左端の1本以外は「technology」と共通になっている。
「grow」は左下から始まる小さな「Λ」。時間がかからないので、出題されればラッキーだ。
Ingress Glyph Toolsの更新履歴によると、他にも計15の新グリフの存在が確認されているようだ。「N’ZEER」や「PRESENCE」など、どのような順番で書けばいいのか迷っている内に失敗してしまいそうなグリフも存在する。