ポケモンGO、新バージョンでは図鑑の仕様が変更に

2016年10月12日 06時06分

ポケモンGOのバージョン0.41.2(Android)/1.11.2(iOS)が、週明けから順次配信開始された。
このバージョンでは、同じタイプのポケモンを一定数捕まえてメダルを獲得することでそのタイプのポケモンの捕まえやすさが上昇するシステムが追加された他、味方陣営の「ジム」での「トレーニングバトル」が、1体のポケモンしか投入できなかったのが6体になり、自分のレベルより強い相手ポケモンがレベルを下げられた状態で登場するようになるなど、初心者でも勝つことが出来るように改良されている。
また、変更点の一覧には記載されていないが、ポケモン図鑑の仕様が変更され、ジムに配置されているのを見たことがあるポケモンが「遭遇済み」で「入手済みでない」状態で図鑑に表示されるようになった。
今までも、一度は出会ったのに逃げられたポケモンがこの状態で表示されていたが、上位のアイテムをつぎ込んだのに捕まえ損ねたという口惜しい思いを蒸し返されるだけで、あまり意味が無かった。ジムで見かけた色々なポケモンが表示されるようになれば、姿を確認したくなった時などに役立つこともあるだろう。

Pokemon GO updated to version 0.41.2 for Android and 1.11.2 for iOS

Pokemon GO Japan(@PokemonGOAppJP)さん | Twitter


野生のポケモンと対峙したとき、そのタイプのメダルを獲得済みだと、上部にこのようなアイコンが表示され、ボーナス効果を得ていることが示される。
2つのタイプを持つポケモンの場合、メダルのボーナスは2つのタイプの平均となるようだ。


獲得済みのメダルは、メイン画面左下のプレイヤー情報表示部をタッチすると進めるステータス画面で確認できる。タイプ別のメダルは、従来は全てモンスターボールの図柄だったが、今回から個別の図柄が用意された。また、以前はメダル名やカウントが表示されていたが、画像と進捗ゲージのみの閑散としたデザインに変更されている。


現在のカウントや次のメダルまでに必要なカウントを確認するには、メダルをタッチして詳細画面を表示する必要狩り、少々面倒になってしまった。


味方陣営のジムでは、敵のジムと同様に6体のポケモンでトレーニングバトルを行えるようになった。相手ポケモンが自分のトレーナーレベルに合わせて弱体化されている場合は、CP表示部がグローブアイコン付きの緑色の表示になるぞ。

味方のジムのポケモン配置枠を増やして自分のポケモンを配置するには、トレーニングバトルでジムの「名声」を増やす必要があるが、従来は1体の手持ちポケモンで1勝以上しないと名声が上がらず、弱いポケモンしか持っていない低レベルのプレイヤーはなかなかジムにポケモンを配置できなかった。今回の改良で、初心者でもバトルを楽しむ機会が増えるはずだ。


ポケモンの「進化」の演出にも調整が施されている。
従来は進化後のポケモンが吠えた後に妙な間があって、「タッチしないと次に進まないのかな」と思い始めた頃に画面が切り替わっていたのが、速やかにステータス画面へ遷移するようになった。
従来20秒以上待たされていたのが1秒ちょっと短縮されただけに過ぎないが、30分間獲得XPを倍増させる「しあわせタマゴ」の効果時間中に進化を実行しまくるテクニックの利用時に、何回か進化回数を増やせるのは嬉しいところだ。


メニュー画面の「図鑑」で表示できるポケモン図鑑は、ジムに配置されているのを見たことがあるだけのポケモンもシルエットで表示されるようになった。
図鑑登録による500XPを得るには、捕獲や進化、タマゴの孵化で入手して「捕まえた数」としてカウントさせる必要があるぞ。


遭遇済みで未入手のポケモンも、シルエットをタッチすれば、姿や名前を確認できるぞ。

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