Ingressを始めて間もない序盤は、攻撃力の高い武器を使えないので、敵のポータルを攻撃して奪取したり、リンクやコントロールフィールドを作成して大量のAPを獲得する機会はあまり多くない。
貴重なチャンスに巡り会ったときにスムーズに攻撃やレゾネーターの設置などの操作を行えるように、あらかじめ練習をしておきたいところだ。
Ingressには、基本的な行動を練習できる「トレーニング」モードが用意されている。完了してもAPなどが手に入るわけではないが、ぜひ最初にプレイして操作をマスターしておこう。近くにポータルが無い場所でも、仮想的なポータルを設置して練習できるぞ。
トレーニングは8つの項目に分かれているが、どの項目からでも自由にプレイできる。
一番最後の「フィールド」のトレーニングには、ポータルのハックやレゾネーターの設置、リンクの作成、3つのリンクによるコントロールフィールドの作成という一連の動作が含まれるので、一通りの操作を確認したいだけなら、「XMPの発射」と「レゾネーター」、「フィールド」の3つだけでもいいだろう。
トレーニングを開始するには、メイン画面右上の「OPS」ボタンでメニュー画面に進もう。
メニュー画面上部のページ切り替えタブを横にスクロールさせ、「トレーニング」を選択。
トレーニング項目が表示されるので、練習したい項目を選択して「説明を見る」を押そう。
「メッセージを受信中…」と表示される演出が挟まるので、「受信する」を押して先に進もう。
「受信する」を押すと、トレーニングの内容とシステムや世界観の説明が表示され、「スタート」を押すことでトレーニングモードが開始される。
ただし、最初の「ファーストコンタクト」は説明のみとなっており、「スタート」を押すと即座に完了となるぞ。
2番目の「XMを集める」では、アイテムを使うときに必要なエネルギーとなる「XM」の回収を練習できる。XMはマップ画面上に白い点として表示されており、Ingressを起動した状態で移動していれば、自動的に近くのXMが回収される。特別な操作は必要ないので練習するほどの動作ではないが、実際に道を歩かないと進められなくて面倒くさいので、飛ばしてしまってもいいだろう。
「ポータルハック」以降では、ポータルに対する様々な行動を練習できるが、近くに実際のポータルが無い場合は、練習用の仮想ポータルを設置するための「Place a Portal」という特別なトレーニング項目が開始される。
この項目だけ説明が日本語化されていないし、急に選択した項目とは違うトレーニングが開始されて戸惑うかもしれないが、バグなどではないので「スタート」を押して実行しよう。
なお、100メートル程度の距離に実際のポータルがあれば、そのポータルが練習台となり、実際にポータルの近くまで行って実行することになるぞ。
「Place a Portal」のトレーニングを開始したら、適当な場所をタッチして左上の「CHOOSE」を押し、仮想ポータルの設置を実行しよう。
以降のトレーニングでは、ここで設置したポータルを対象として各種行動を実行することになるが、設置した位置から離れた場所でトレーニングを開始すると、再度「Place a Portal」で設置する必要がある。
「XMPの発射」では、攻撃アイテムである「XMPバースター」を使った敵ポータルへの攻撃を体験できる。
「レゾネータ」のトレーニングには、枠の空いている味方ポータルへのレゾネーターの追加設置と、耐久力が減少した味方レゾネーターへのXMの「リチャージ」を練習できる。
「フィールド」では、ポータルをハックしてポータルキーを入手し、レゾネーターを設置してリンクを作成し、3つのリンクでコントロールフィールドを完成させるという一連の動作を練習できる。
「ポータルハック」「レゾネータのデプロイ」「リンク」のトレーニング内容は、「フィールド」のトレーニングでも練習できるので、面倒なら実行しなくてもいいだろう。
指示に従って一連の作業を完了させると、メッセージが表示されてトレーニング終了となるぞ。
トレーニングを途中で終了して通常のプレイに戻りたくなったら、メニューの「トレーニング」画面を表示して「中止」を選択しよう。
なお、トレーニングモードでは、レゾネーター設置画面の「確定」ボタンを連打していると処理に不整合が生じ、レゾネーターが設置されていないのに手持ちのレゾネーターが減って、レゾネーターが足りなくて先に進めなくなってしまうことがある。このような状態になったら、トレーニングを終了してやり直そう。