Ingressは「Android Wear」を搭載したスマートウォッチにも対応している。現在のところ、出来ることは近くのポータルの通常ハックのみだが、スマホを取り出すことなく素早くハックを行い、アイテムやUPV(訪問済みポータル数)カウントをゲットできるぞ。
ジョギングなどをしながらIngressをする場合には、頻繁に立ち止まってグリフハックや攻撃などを行うのは効率が悪いので、通常ハックだけできれば十分だろう。むしろ、つい立ち止まって攻撃に没頭してしまうったりせずに、運動に専念できそうだ。
Android Wearを搭載したスマートウォッチは様々なメーカーから登場しているが、Ingress目的で買うなら、公式のAndroid Wear対応告知画像などでも使われているMOTOROLAの「Moto 360」がおすすめだ。心拍センサーを内蔵しており、運動の負荷などを計測することもできる。
CPUなどの性能が向上した新モデルも登場しているが、最新モデルは高価で気軽には買えないので、2万円台の手ごろな価格になっている旧モデルがおすすめだ。
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スマートウォッチには四角いディスプレイのものもあるが、Moto 360の液晶ディスプレイは円形タイプ。1.56インチ(約4センチメートル)の大きさで320×290ピクセルの解像度がある。
CPUはシングルコア1GHzのTexas Instruments OMAP3630、メモリ(RAM)は512MB、ストレージ(ROM)は4GB、標準容量320mAhのバッテリを搭載し、本体重量は約50グラムとなっている。
バッテリは1日しか持たないが、「Qi」によるワイヤレス充電に対応しており、手軽な充電が可能だ。
本体カラーやベルトのデザインは、9種類のバリエーションが存在する。
Android Wear搭載スマートウォッチは、Android 4.3以降を搭載したスマートフォンとBluetooth 4.0で連携させることで、Androidスマホの通知をウォッチ上に表示して応答などの操作を実行するなど、様々な機能を利用できる。Google Playストアでは対応アプリも多数公開されているぞ。
Android Wear用のIngressアプリは、スマホのIngressアプリを通じてインストールされる。ウォッチ側にはモバイルデータ通信機能は備わっていないので、スマホも一緒に持ち歩く必要があるぞ。