実際にポータルがある場所に移動してプレイするIngressは、ジョギングやサイクリングなどの運動とも相性がよい。単に走るのではなく、遠くのポータルに行ったりたくさんのポータルを巡るという目的があれば、モチベーションが増すだろう。
グリフハックや攻撃などの立ち止まる必要がある行動には向かないが、通常ハックだけでもポータルキーなどのアイテムを入手できる。離れた場所のキーを集めておけば、大きなコントロールフィールドを作るチャンスを増やせるぞ。
体力を奪う暑さが過ぎ去った秋は、運動を始めるのにぴったりの季節だ。
そこで、Ingressをしながらの運動に役立ちそうなグッズを一挙に紹介するぞ。

通勤通学や買い物のついでのIngressならどんな靴でもいいが、本格的に運動をするつもりなら適切な運動靴を履くべきだろう。しかし、長続きしない可能性を考えると、いきなり高価なシューズに手を出すのはためらわれる。そこでオススメなのが、3000円台という手ごろな価格で定番となっているMIZUNO「MAXIMIZER 17」やasics「ロードジョグ 7」だ。スポーツに特化しすぎていないので、普段の外出にも使えるぞ。

Ingressをしながら毎日長時間のウォーキングやジョギングを行うときは、自分の足に合ったシューズを履くようにしたいが、店頭で試着して吟味した靴でも、長時間走ったり歩き回っていると靴擦れなどが出来てしまうことがある。足への負担を抑えるためには、靴下にも気を配ろう。asicsやNIKEなどのスポーツシューズメーカーから発売されている5本指ソックスなら、足の形にフィットして靴擦れを防げるぞ。

ジョギングをするときは身軽な恰好で出掛けたいが、冬場の朝夕などは厚着をしないと寒くて凍えそうになる。出掛ける前に体に「ウォーミングジェル」を塗っておけば、走り出す前からポカポカと暖かくなって、最初から本来のパフォーマンスを発揮できるぞ。

ジョギングには鞄などは持たずに身軽な恰好で出掛けたいが、スマホの収納場所に困ることがある。トレーニングウェアにはスマホを入れるのに適したポケットが付いていないことが多いし、ポケットが付いていても走っていると落としてしまいそうで心配になる。
そこで、アームホルダーやウエストポーチなどの収納グッズを用意するといいだろう。

自転車によるチャリングレスを飽きずに楽しみたければ、電車や自動車で遠くの地域まで持ち運んで使える折りたたみ式の自転車がおすすめだ。「DOPPELGANGER 202 blackmax」は、3万円以下の手ごろな価格ながら、12キログラム台の軽さと本格的な装備で人気となっているぞ。

自転車で夜道を走るときにはライトの点灯が必須だ。最近は、ダイナモ発電によるペダル負荷が無いバッテリ式のLEDライトが増えている。チャリングレスにオススメなのは、「PANTHER iX-2」。スマホを固定するホルダが搭載されており、バッテリからスマホに充電することもできる一石三鳥のサイクリングライトだ。手軽に取り外して鞄の中で充電することもできるぞ。

ジョギングをしながらIngressをしていると、高レベルのポータルや奪いやすそうなポータルを見つけ、つい立ち止まってグリフハックや攻撃をしてしまうことがあり、ちゃんと運動になっているのか心配になってくる。
そこで、心拍数センサーなどを備えた活動量計を身に着けておこう。
フランスのWithings社から発売されている「Pulse O2」は、クールなデザインのLEDディスプレイで素早くデータを確認できる製品。
ソニーの「SmartBand 2」は、防水防塵性能を備えているので、汗や雨などで濡れて故障してしまう心配無しに利用できる。

ダイエット効果を期待してIngressを始めても、すぐには目立った成果は確認できず、モチベーションが無くなってしまうことがある。小さな成果まで確認できるように、体組成計で体重や体脂肪率を計測してみよう。
定番メーカー・TANITAの「インナースキャンデュアル RD-903」シリーズは、トレーニングの成果が現れやすい筋肉の「質」の測定も可能だ。Bluetoothによるスマホとの連携も完備しており、アプリ上で様々なデータを確認できるぞ。

Ingressをしながら走っているとき、ついグリフハックや攻撃のために立ち止まってしまって運動が疎かになってしまうのを防ぎたいという人にオススメなのが、Android Wear搭載のスマートウォッチだ。スマートウォッチ用のIngressアプリなら、スマホを取り出すことなく素早くハック出来るし、通常ハックのみのシンプル設計なので、つい立ち止まってしまうことなくジョギングに専念できるぞ。