端末の位置情報を利用して現実の地図上で陣取りを繰り広げるというIngressによく似たシステムの「Game of Nodes」が、クラウドファウンディングサイト「Kickstarter」に登場して注目を集めている。
Ingressではユーザーが申請した名所や史跡がスタッフの審査を経てポータルになるのに対し、Game of Nodesではあらゆる道路の交差点が自動的にノードとなる点が異なっている。
ポータルや地域による個性が無いのはちょっと寂しいが、道路さえあればどこの街でも同じようにプレイでき、ポータル審査などの人的コストもかからずに運営できそうだ。
プロジェクトは10月30日までに10250ドルの獲得を目指して出資を募っており、9月30日の募集開始から現時点までに100人以上の出資者から4700ドルが集まっている。目標の資金が集まった場合、2016年第1四半期のリリースを目指して開発が継続されるとのこと。
現在の所、iPhoneとApple Watch向けのアプリとして開発されており、Android版の開発は未定のようだ。
・Game of Nodes | Epic strategy board game for iPhone and Apple Watch – now on Kickstarter!
・Game of Nodes for iPhone and Apple Watch by Jousta Collective ? Kickstarter
道路で繋がったノードを占領すると自動的に線が繋がり、区画を囲むことで陣地になるというルールで、少なくとも赤・青・緑の3つの陣営が登場するようだ。
世界観設定やストーリーも用意されており、Ingressよりもファンタジー色の少ないSF物になるとのこと。
Kikstarterでは1ドルからの出資を受け付けており、出資額に応じてゲーム内アイテムなどの特典が用意されている。