8月にGoogleの社内部門から独立企業となったNiantic,Inc.が、株式会社ポケモンと任天堂、Googleから2000万ドル、日本円にして約24億円弱の資金を調達したことが発表された。所定の目標を達成した際には、更に1000万ドルの追加投資が予定されているとのこと。
これらの資金は、先月発表された「Pokemon GO」の開発の他、Ingressやその他のゲームプラットフォームの開発・運営にも使われるとのことだ。
Pokemon GOが発表された当初、開発・運営のためのリソースがそちらに割かれてしまい、Ingressの方がおろそかになってしまうのではと心配する声もあったが、潤沢な資金が確保されたことで、ひとまずは安心できそうだ。
・Niantic,Inc.、ポケモングループ、Google、任天堂から シリーズAの投資として2000万ドルの資金を調達
Niantic, Inc.が開発を手掛けることが先月発表された「Pokemon GO」は、Ingressのように端末の位置情報を利用してポケモンの出現場所まで実際に行ってプレイするのが特徴となる。2016年に基本プレイ無料のAndroid/iOS向けアプリとして公開予定とのことだ。
Niantic,Inc.では、2014年10月に新作ゲーム「Endgame:Proving Ground」の開発を発表しており、事前登録の受け付けなど、公開準備が進められていた。今回の発表文では名前が挙がっていないがが、Google+の質問コメントへの回答によると、こちらも鋭意製作中とのことだ。
・We’re very pleased to share that The Pokemon Company, Google and Nintendo are…