ポータルのハック時に挑戦することでAPや獲得アイテムのボーナスを得られるIngress内のミニゲーム「グリフハック」。点を繋いで図形を描くというシステムで連想されるのが、スマホのスリープを解除するときのロック画面で使われる「パターンロック」だ。
Androidでは、アプリをインストールすることでロック画面を変更できるのだが、ついにロック画面をグリフハック風にしてしまえるアプリが登場したぞ。
本体アプリである「Lock!」と、グリフハック風プラグインの「Lock! :: Glyph」をインストールして設定を行うと、スマホをロック解除するときにグリフハックの画面が表示され、成功することでロックが解除されるようになる。
初期設定では、通常のグリフハックと同様にランダムなシーケンスが出題されるので、強制的にグリフハックの練習を習慣づけられる。好きなシーケンスを設定して最初の見本の表示をオフにし、セキュリティロックとして使用することも可能だ。図形の数は1~5個の間で変更でき、カスタムシーケンスにはIngressには存在しないオリジナルの図形も使用できる。また、グリフ入力をキャンセルして別途設定しておいたパスワード入力でアンロックすることも可能だ。
スマホをIngress仕様に徹底カスタマイズしたいAndroidユーザーはぜひチェックしてみよう。
・Lock! – Google Play の Android アプリ
・Lock! :: Glyph – Google Play の Android アプリ
Google Playストアで「Lock!」と「Lock! :: Glyph」をインストールしたら、ホーム画面のアプリ一覧などから「Lock!」を起動しよう。
初期設定の案内画面で、ホームアプリを「Lock!」に設定せよと表示されるので、ホームボタンを押すと表示されるホームアプリ選択画面で「Lock!」を選択して「常時」を押そう。
次に、ホーム画面として使うホームアプリと、ロック画面として使用するプラグインの選択画面が表示されるので、複数のホームアプリがインストールされているときは使いたいものを選択し、「Default Lock」をタッチして「Lock! :: Glyph」に変更して、右下の完了ボタンを押そう。
これらの設定は、「Lock!」アプリを起動すればいつでも変更できる。「Lock!」をアンインストールせずに一時的に無効にすることもできるぞ。
Android側の画面ロックが有効になっていると、ロック画面表示時にちらつきが生じるので、Androidの設定の「セキュリティ」にある画面ロックの設定で、「なし」を選択しておこう。
次に、アプリ一覧で「Lock! :: Glyph」の方を起動し、上部のタブで「SETTINGS」を選択して設定を変更しよう。
「Override lock with Back button」にチェックが入っていれば、バックボタンを押すことでグリフハックを中止できる。
「Password protected override」にチェックを入れて「Set override password」でパスワードを設定すれば、バックボタンでのグリフハック中止時にパスワードの入力が必要になる。セキュリティロックとして使用する場合は有効にしておこう。
「Sequence length」で、出題される図形の数を変更できる。
カスタムシーケンスを設定する場合も、あらかじめここで図形の数を設定しておこう。
カスタムシーケンスを設定するには、まず「Define unlock sequence」でカスタムシーケンスを設定し、「Custom sequence」のチェックをオンにしよう。
「Show sequence」にチェックが入っていると、通常のグリフハックのように最初に見本が表示されるので、セキュリティロックとして使用する場合はオフにしておこう。
「Show glyphs」と「Show titles」は、入力途中に出題内容を表示するかどうかの設定で、「Show sequence」がオフの場合は常にオフになるぞ。
「Define unlock sequence」を押すとこのような画面が表示され、アンロックに使うシーケンスを設定できる。「Sequence length」で設定した個数の図形を入力し、右下の決定ボタンを押すと、画面下部に確認メッセージが表示されるので、「USE」を押して確定しよう。
また、「Custom sequence」にチェックを入れると画面右下に「VERIFY」と表示され、タッチすると再び入力画面が表示されるので、同じシーケンスを入力して決定ボタンと「USE」を押して、設定を完了させよう。
「Lock! :: Glyph」の設定を完了して、端末をスリープから復帰させると、このようなグリフの入力画面が表示されるぞ。
初期設定では、通常のグリフハックと違い、入力すべきグリフが画面上部に常時表示されるので、覚えられないグリフが出題されても落ち着いて入力すればクリアできる。
カスタムシーケンスを設定して「Show sequence」をオフにしておけば、正解のシーケンスは一切表示されなくなるので、パスワードなどの代わりのセキュリティロックとして使用できる。
「Override lock with Back button」をオンにしていると、グリフ入力画面で端末のバックボタンを押したときに画面下部に「Bypass lock?」という確認画面が表示され、「UNLOCK」をタッチするとグリフハックをキャンセルしてアンロックできる。
「Password protected override」がオンになっていれば、このようなパスワード入力画面が表示されるぞ。