スクリーンショットの公開前に個人特定に繋がる情報を隠そう

2015年09月15日 14時40分
カテゴリ: チュートリアル
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コンピュータの画面に表示されている内容を画像ファイルとして保存した物を「スクリーンショット」という。Ingressでも、面白いポータルや傑作コントロールフィールド、ステータス画面などのスクリーンショットをSNSなどにアップロードして公開している人は多い。
これらのスクリーンショット画像をSNSや掲示板サイトで公開する際は、プライバシー情報に注意しよう。プレイヤー名やポータル名、ポータルからの距離、道路の形などの情報が写ったままの画像を公開してしまうと、身元の特定に利用されてしまう可能性がある。
他のプレイヤーの迷惑にならないように、自分以外のプレイヤーの名前も隠しておくのが望ましい。
画像内の情報からの身元特定を防ぐには、塗り潰したりモザイクをかけて削除してしまえばいい。これらの機能を持った画像編集アプリは多数存在するが、今回は大手オンラインノートブックサービス「Evernote」の運営会社が公開している「Skitch」というアプリを紹介するぞ。AndroidとiOSの両方でリリースされており、操作性も上々だ。

Skitch: 撮る。描き込む。共有する。 – Google Play の Android アプリ

Skitch: 撮る。描き込む。共有する。 – App Store



Ingressのステータス画面やポータル情報画面で、右上の「共有」ボタンを押すと、スクリーンショットを生成して共有対応アプリに受け渡せる。


ステータス画面では、通常は縦にスクロールしていかなければ見えない下の方の情報まで収められた縦長の画像が生成されるぞ。


ポータル情報画面では、周辺の状況やレゾネーター、MODのステータスなどを含んだ特殊な画面が生成される。写真が小さく、面白いポータルを保存・共有する目的には少々不向きだ。


ステータスやポータル状態以外の画面を保存したければ、端末標準のスクリーンショット撮影機能を利用しよう。Androidでは電源ボタンとボリュームダウンボタン、iOSでは電源ボタンとホームボタンを同時に長押しすることで、表示中の画面をスクリーンショットとして保存可能だ。


Android標準のスクリーンショット撮影機能を実行すると、通知欄にこのような項目が表示され、保存された画像を画像閲覧アプリで開いたり、「共有」対応アプリに受け渡すことができる。


Androidの場合、Ingressの画像共有ボタンやAndroid標準のスクリーンショットの保存通知の「共有」ボタンを押した場合、このような受け渡し先アプリ選択画面が表示される。
メールやSNSなどのアプリに直接受け渡す他、「Skitch」などの画像編集アプリにも受け渡し可能だ。


Skitchで加工したい画像を開いたら、右下の編集ツールアイコンをタッチし、モザイクや長方形塗り潰しなどの項目を選択しよう。


ツールを選択したら、加工を適用したい範囲をドラッグして選択し、加工を適用していこう。位置を細かく調節したいときは、二本指でのピンチ操作で拡大縮小と二本指ドラッグでのスクロールを利用するといいぞ。
失敗したときは、左上に表示される取り消しボタンで過去の状態に戻すことができる。


上部ツールバーの共有ボタンを押したり、バックボタンで終了しようとすると、加工した画像の受け渡し先アプリを選択する画面が表示されるので、今度はSNSやメールなどのアプリを選択して送信しよう。

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