【MISSION DAY】文化財や庭園が見ものの「芸術浪漫」コース

2016年07月15日 10時09分
カテゴリ: ニュース


7月17日(日)に開催される「MISSION DAY TOKYO」では、文京区も舞台になる。文京区観光協会で紹介されている散歩コースをベースに、3つの連続したミッションからなるコースが4つ用意されており、メダル獲得条件である3ミッションを達成しやすくなっているぞ。
MDTB04からMDTB06までの3つは、文京区西の大塚や目白台を歩く「芸術浪漫コース」がベース。今回のミッションでは、山手線沿線の池袋駅近辺をスタート地点とし、音羽通り以東を省略するなど、快適に楽しめるように調整した。
東京ドームや東京大学のような超有名スポットこそ無いエリアだが、歴史ある文化財が立ち並ぶ「護国寺」や、入場無料で風情豊かな風景を楽しめる「新江戸川公園」「関口芭蕉庵」「椿山荘」、前衛的なデザインの「東京カテドラル聖マリア大聖堂」など、見所となるスポットが充実しているぞ。
ぶんきょう・いんぐれすが何度もミニイベントを開催してきた馴染みの地域でもあり、今回も地元有志の協力のもとで休憩所やインフォメーションコーナーを設置。サポート体制も充実しているので、初心者にもオススメのコースだ。


一つ目のミッションとなるMDTB04は、サンシャインシティの南にあるタイアップ店舗ポータル「三菱東京UFJ銀行 ATMコーナー 東池袋駅前」がスタート。
図書館やバス停、タンメン屋のポータルを過ぎると文京区内となり、「護国寺墓地」ポータルがある。明治以降にできたこの墓地には、早稲田大学の創設者・大隈重信や国際空手道連盟 極真会館の創始者・大山倍達、巨人の星の原作者・梶原一騎など、多くの著名人の墓が建てられているぞ。


護国寺の西側を南下して不忍通りを東に向かい、「歴史と文化の散歩道」ポータルでMDTB04は終了。
すぐ近くの「護国寺・仁王門」が、パート2となるMDTB05がスタートポータルだ。
護国寺は徳川綱吉の生母・桂昌院の発願で創建され、将軍家の武運長久を祈る祈願寺として栄えた寺院だ。ミッションには含まれていないが、1697年から残る本堂や、1928年に移築されてきた月光殿が国の重要文化財に指定されている他、大師堂、薬師堂、惣門、鐘楼、そしてこの仁王門など、多くの部分が文京区の文化財に指定されている。
MISSION DAY当日は、10:00~12:00にかけて境内にスペースを借りて休憩所・インフォメーションコーナーも設置予定。11:30には記念撮影会も行うので、ぜひ立ち寄っていただきたい。



護国寺を出発したら、不忍通りを南西に向かう。今回は南側を歩くことを想定しているためミッションには含まれていないが、不忍通りの北側には「清土鬼子母神」という寺院がある。
1561年に豪族の家来によってこの地に埋まっていた鬼子母神象が発見され、境内にある「星ノ井」で清められ、豊島区の法明寺にある雑司ケ谷鬼子母神堂の本尊となったとのことだ。


さらに不忍通りを進み、「幽霊坂」と呼ばれる小道を上ったところにあるのが、「日本女子大学」のポータルだ。ミッションには含められていないが、構内には区指定有形文化財にもなっている「成瀬記念講堂」などもある。これは1906年に「豊明図書館兼講堂」として建設され、関東大震災で被害を受けて翌年に修築され現在の姿となったもので、修築時に煉瓦壁から木造に変更されているが、木骨トラスやステンドグラスなど、内部には創建時の部材が使われている。


目白通りを渡って少し東に進むと、第64・65代総理大臣を務めた故・田中角栄氏の邸宅があった「目白御殿 田中角栄邸」のポータルがある。敷地の一部は相続税の物納として文京区に渡り、国家公務員共済組合の目白台運動場跡地と合わせて1万平方メートルの広さを持つ「目白台運動公園」として2009年にオープンした。


さらに目白通りを進むと、「和敬塾正門」がある。和敬塾は1955年に前川製作所の創業者である前川喜作が創設した男子学生寮で、約7000坪の敷地に50校にも及ぶ大学の約600名もの学生が入寮している。本館となっている洋館は、相細川護煕元首相の祖父である細川護立が1936年に細川侯爵家の本邸として建てたもので、東京都指定有形文化財になっているぞ。


目白台運動公園と和敬塾の間、こちらも「幽霊坂」と呼ばれている小道を下ると、MDTB05のゴールとなる「新江戸川公園」に至る。
江戸時代に細川家下屋敷の池泉回遊式庭園だった地が1960年に東京都に買い取られて公園となり、1975年に文京区に移管されたもの。池を中心に様々な景色が作り上げられている本格的な大名庭園だが、無料で立ち入れるので気軽に楽しめるぞ。

文京区 新江戸川公園


パート3のMDTB06がスタートする「関口芭蕉庵」は、俳人・松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わっていた1677年から1680年にかけて住んでいた住居跡だ。句碑などの芭蕉にまつわる史跡が残されている他、池や竹藪などの庭園も風情豊かだ。こちらも入場は無料で、月・火曜日と年末年始を除く日の10:00から16:30のあいだ開園している。

文京区 関口芭蕉庵


今回のミッションには含まれていないが、関口芭蕉庵の西にも「椿山荘」という庭園があり、四季折々の植物や三重塔などの史跡が織り成す景色を楽しめる。
椿の名勝として知られていた地が明治以降に庭園として整備されたもので、現在はホテルの敷地となっているが、無料で一般に公開されているぞ。



神田上水・関口水門の守護神として祀られてきたという「水神社」の右にある「胸突坂」と呼ばれる急な坂を上ると、「永青文庫」がある。旧熊本藩主である細川家の16代当主・細川護立によって設立されたもので、細川家伝来の美術品などを展示する美術館となっている。
今夏は「歌仙兼定登場」として刀剣や武具を展示する企画展が催されており、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボ企画も実施されているぞ。

永青文庫

文京区 ~永青文庫「歌仙兼定登場」~文京区・「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボレーション



胸突坂をさらに上って目白通りに戻ると、講談社の創業者である野間清治が収集した美術品を所蔵・展示する「講談社 野間記念館」がある。7月18日までは「近代日本の美人画」が開催中だ。


目白通りを渡ったところにある「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は、SF映画にでも出てきそうな前衛的なデザインが目を惹くカトリック系の教会だ。1962年に建設を支援したケルン大司教区からの「現代的な物」という要望を汲んでデザインされたもので、近くからでは分かりにくいが、Googleマップの航空写真などで見ると、建物自体が十字架の形をしていることを確認できるぞ。
無骨なコンクリート打ち放しの壁が独特の雰囲気を作り上げている内部も一見の価値有りだ。


大聖堂から東に進むと見えてくる「関口台公園」のポータルが、三連作ミッションのゴールだ。東隣の首都高速5号池袋線高架下にある「パークロード音羽(音羽児童遊園)」にも、10:00~16:00にかけて、休憩・情報コーナーを設置するぞ。

文京区/音羽児童遊園


高速道路の東にある「音羽通り」は、江戸時代に将軍一行が護国寺に参詣するために整備された御成道で、今回のミッションには含まれていないが、「講談社」や「鳩山会館」などの名所があるぞ。
「鳩山会館」は、内閣総理大臣を務め自民党結党にも携わった鳩山一郎の私邸だった洋館で、1950年代には数々の重要な政治的会合が開かれた場所でもある。現在は大人600円の入館料で見学できる記念館になっている他、NHKの「花子とアン」などのドラマでロケ地にもなっているぞ。



音羽通り沿いには、東京三大豆大福の一つとされる豆大福が人気の「群林堂」という和菓子屋があり、Ingress上でもポータルになっている。昼には売り切れになってしまうこともあるので、確実に食べたければ早めに訪れよう。


距離が離れすぎているためミッションからは省かれているが、文京区観光課の「芸術浪漫コース」では、神田川沿いに東にしばらく行ったところにある「印刷博物館」も紹介されている。凸版印刷株式会社が2000年に100周年を記念して設立した博物館で、印刷に関する様々な資料の収蔵・展示を行っているぞ。

印刷博物館 Printing Museum, Tokyo

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