お盆はMissionDayTokyoコース散策を!ポケモンGOも!

2016年08月13日 20時11分
カテゴリ: ニュース

ポケモンGOの爆発的な人気によって少々知名度が逆転してしまった感も否めないIngress。AGとしては少々寂しいものもあるのでこの辺りで一発、Ingress熱を再加熱すべく去る7/17のMissionDayTokyoの舞台となったコースを2本纏めて紹介しよう!文京区の魅力が堪能できるコースなので、時間の取れるお盆にじっくりプレイがオススメだ。今回紹介するのは後楽園周辺を巡るコースと東大周辺を巡るコース。いずれも文京区の見どころがコース中に仕込まれているぞ!

後楽園周辺のMDTB03から東大周辺のMDTB08コースへは自転車移動もアリ?

今回ご紹介する「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」と「<MDTB08>旧岩崎庭園から赤レンガの東京大学をぐるっと!」は後楽園から東京大学付近まで足を伸ばして文京区を堪能するコース。街並みを楽しみながら歩くのもいいが2コース通しでチャレンジするとそれなりに距離があるので自転車もオススメ。

ちなみに取材で使用したのは春日駅で借りた電動自転車だ。電動自転車は坂の多い文京区でもスイスイ移動できて大活躍!ミッション完遂までのタイムリミットが気になって仕方が無かったMissionDay終盤で大活躍してくれたぞ!

 

今回チャレンジした「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」は、所要時間約15分・AnyOrder形式のミッション。後楽寮の狛犬から後楽公園、文京シビックセンターを通過してこんにゃくえんまへと移動する。シンプルなコースだけにストレートに1番から移動できれば良いが、中途半端な所から開始すると移動距離がかさむのが泣き所だった。

しかしこのミッションはさすがTokyoMissionDay公式コースとだけあり見どころも多い。自然豊かな後楽公園付近から賑やかなシビックセンター周辺への移動は景色がガラッと変わって面白く、大通りに隠れる面白ポータルの数々もハックする度に「街中にこんなものが!」と新たな発見の連続だった。静と動の対照的な雰囲気、また隠れ面白スポットの発見など「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」は文京区の魅力を再発見できるコースに仕上がっているように感じたぞ!

 

MDTB03の見所はここ!歴史ある狛犬に魚雷、御百度石、面白スポット多数

「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」の推奨スタートポータルは「後楽寮の狛犬」だ。人の背丈ほどもある狛犬の像が対に並ぶこのポータルは日中友好会館後楽寮に佇む2体の石像。日中友好会館後楽寮は満州時代に異国の留学生を受け入れた施設で、元々この狛犬は皇居・満州を向く形で設置されていたが現在は日中友好会館別館の入り口に鎮座しているとの事だ。迫力満点のこの石像はぜひ間近で見て頂きたい!

また、このポータル周辺は特に雰囲気が良かった。後楽公園周辺の緑の多い閑静な通りの雰囲気、木漏れ日の注ぐ小道を自転車で颯爽と駆け抜ける爽快さ、都会に居る事を忘れるほどに心地よくたまらない。意外な癒しスポットに出会える事もIngressの楽しみのひとつだ。

続いての見どころはここ。「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」の中盤で現れる「魚雷」と名付けられたポータルは、街中に突然現れる巨大な魚雷が目印だ。「なぜこんな所に魚雷が…」という印象が拭えないが、実はこの魚雷は超人気店のラーメン屋「本枯中華そば 魚雷 」の店前に飾られたお店のシンボル。

本枯中華そば 魚雷はサイフォンで作る魚介出汁が特徴の人気店だ。店名にもなっている魚雷は「食べた人が魚雷を受けたかのような衝撃を受けてくれるように」の意味が込められているとか。ミッション中に時間があれば是非立ち寄って頂きたい文京区の人気店だぞ!

こんにゃく閻魔の御百度石、穴場にスポットライトが当たった日

「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」をストレートにプレイすると最終的に辿り着くポータル「御百度石」は、”こんにゃく閻魔”の入り口に佇む小さな祠に安置された石だ。ちなみに”こんにゃく閻魔”とは源覚寺の相性で、源覚寺は閻魔像を祀る寺社。御本尊の閻魔像の右目が割れているのが特徴で、こんなエピソードがある。『宝暦年代のころ(1751年〜1764年)、眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行ったところ、夢の中に大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われたそうです。満願の日に、老婆の目は治りました。以来、大王の右目は盲目となりました。老婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということです。(源覚寺公式HPより引用)』

何とも心温まるエピソードを持つこんにゃく閻魔、では御百度石にはどんなエピソードがあるのかと言うと…境内の方に尋ねたところ「昔の人は百と言えばたくさんという意味なので、願掛けの際に石を置いたのでは?」との事だった。少し物足りなさはあるものの、いずれにせよ歴史を感じるスポットという事で纏めておこう。

ちなみに、「<MDTB03>小石川後楽園からこんにゃくえんまへ」の途中で立ち寄るシビックセンターは展望台から文京区を一望する事が出来るミッション作者オススメのスポットだ。

ミッション制覇の暁には自分の歩いたコースを展望台から一望して振り返ってみるのも楽しいかもしれない。

<MDTB08>は歴史情緒溢れる街並みが見どころ!東大と弥生土器に注目

「<MDTB08>旧岩崎庭園から赤レンガの東京大学をぐるっと!」はコース名通り、東京大学の周りをぐるっと巡るコースだ。所要時間目安は30min、形式はAnyOrder。推奨スタート位置は「旧岩崎庭園入り口案内板」ポータルだが、当日は16時のミッション報告時間ギリギリになった為逆走する形でチャレンジした。

逆走すると東大赤門からスタート位置となり、赤門初体験者にとってはインパクト抜群!「おお!これが赤門か!」と初めての赤門を堪能してきたぞ!


東大の由緒正しきスポットを紹介!赤レンガが続く様子も趣アリ

「<MDTB08>旧岩崎庭園から赤レンガの東京大学をぐるっと!」では東京大学の外側を回ってゆく。有名な赤門を通過すると見えてくるのは荘厳な雰囲気の正門。赤門を正門だと思っている人も多いが、こちらが正真正銘の正門だ。

正門には守衛が立ち、休日にも関わらず多くの人々が門を行き来していた。また、スケッチをする人の姿も見受けられたぞ!

東大の象徴的な風景はいくつかあるが、こちらの赤レンガが続く外壁も見どころ。昼下がりの柔らかな光に風にそよぐ銀杏並木、何故かここだけ穏やかな雰囲気が感じられとても居心地が良い。

ちなみに秋には金色に染まった銀杏並木が見どころとなるそうで、秋口の涼し気な風を受けながら銀杏並木を散策するIngressも楽しそうだ。

そのほか東大周辺は弥生土器発見の地でもあり、弥生土器にちなんだポータルも現れるぞ!ただIngressを楽しむだけではなく東大周辺の穏やかな雰囲気を楽しみながら歩いたりサイクリングに勤しむのも悪く無いだろう。

ミッションメダルGET!TokyoMissionDayコースはまだまだ遊べるぞ!

「<MDTB03>小石川後楽園からこんやくえんまへ」「<MDTB08>旧岩崎庭園から赤レンガの東京大学をぐるっと!」をクリアするとそれぞれコースの象徴的なポータル画像が使用されたメダルが手に入る。MissionDay当日はこのメダルを3つ以上GETする事がミッションメダル獲得の条件だったが、MissionDayに参加したAG諸君は無事に3つ以上のメダルをGETできただろうか?

このTokyoMissionDayコースはMissionDayが終わっても遊べるので、是非トライして頂きたい。ミッションメダルは貰えないがぶんきょう・いんぐれすメンバーが丹精込めて作り上げた文京区の魅力をじっくり堪能できる集大成コースなので俄然オススメ!ぜひチャレンジして欲しいぞ!

ちなみに、今ならこんな遊び方も!一度で二度オイシイNIA丸かぶりプレイ!

ちなみに…MissionDay当日は出来なかったが今だからできる遊び方もある。それは…

ポケモンGO!IngressのポータルとポケモンGOのポケスポットはほぼ共通なので、IngressでミッションチャレンジするついでにポケモンGOのアイテム回収に勤しむのもいい。また、それなりに距離があるので卵を孵化させる為の距離数稼ぎにもちょうどいいぞ!「<MDTB03>小石川後楽園からこんやくえんまへ」「<MDTB08>旧岩崎庭園から赤レンガの東京大学をぐるっと!」を終えて春日駅に帰れば約5km。5kmで孵化する卵ならうまくいけば孵化するかもしれない。

また、東大周辺はブーバーなどレアめなポケモンの生息も確認されているぞ!NIA発の位置ゲーIngressとポケモンGO、ポータルが共通なので同一のルートで2つのゲームが楽しめるのはオイシイ。

しいて言えば現在のポケモンGOではポケスポットにスポットが当たるのはジム程度の印象だが、いずれポケモンGOでもIngressのミッションのような機能が搭載されれば面白いと思う。ポケスポットを巡ってレアアイテムをゲットしたり、ポケットモンスター金銀クリスタルに搭載されていた「分布が動く伝説のポケモン」のような「○○のポケスポット周辺にエンテイが!」のような機能が搭載されればなお面白いゲームになると妄想する。

まだまだ未知の可能性を秘めたIngress、そして更なるバージョンアップが期待されるポケモンGO、いずれも今後の発展が楽しみなバーチャル×リアルのゲームだ。引き続き、2つのゲームの今後に注目してゆきたい。

類似の記事

©2015 ぶんきょう・いんぐれす All Rights Reserved.