「GPSロガー」でGPSを常時オンにして位置検出時間を削減

2016年08月04日 21時26分

ポケモンGOはスマホを持って色々なところに出掛けてプレイするゲームだが、現在のところ画面を消灯した状態では動作が完全に停止してしまう。野生ポケモンを見つけたりタマゴを孵すための歩行距離をカウントさせるためには、こまめに画面を表示しなければならないが、機種によっては画面を表示してから現在位置が認識されるまでに何秒もかかってしまうことがある。
これは、画面消灯中はGPSが停止していて、画面を表示してから稼働させているためだ。バッテリの消費を抑えるためと思われるが、位置の検出を待つために画面表示時間が増えたり、待ち時間をなくすために常時画面を付けっぱなしにするのでは本末転倒になってしまう。
そこで、位置情報記録機能を備えたアプリで常時GPSを稼働させて、画面を表示したらすぐに位置が認識されるようにしてやろう。ジョギングなどを支援するフィットネスアプリによく搭載されている機能だが、多機能な物はバッテリ消費も多くなる。Androidでオススメのアプリは「GPSロガーAndroid」だ。位置情報をファイルに記録するだけのシンプルなアプリなので、バッテリ消費の増加は最小限で済むぞ。記録頻度の設定など、位置情報の記録に関しては充実した機能を備えている。

GPSロガーAndroid – Google Play の Android アプリ


ポケモンGOをプレイ中、画面を消灯して少ししてから点灯すると、「GPSの信号をさがしています」と表示され、現在位置が反映されるまでに数秒かかることがある。これが鬱陶しくて、画面を付けっぱなしで歩いているという人も多いだろう。


「GPSロガーAndroid」をインストールして起動したら、左上の「≡」ボタンでメニューを表示しよう。


各種設定項目が表示されたら、「パフォーマンス」を選択。


「GPSを常にON」を有効にしておこう。


「ログ開始」ボタンを押すと、GPSロガーがバックグラウンドで実行され、現在位置がファイルに記録されていく。実行中は通知画面に項目が表示され、「停止」ボタンで素早く停止させられるぞ。


GPSロガーを起動させた状態なら、画面を点灯したときに素早く現在位置が認識され、画面上のプレイヤーキャラの位置に反映されるぞ。


GPSロガーで記録した位置情報は「Google マイマップ」などで読み込んで閲覧するなど、様々なアプリやネットサービスで利用可能だ。
マイマップ

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