ポケモンGOアプリのバージョン0.45.0(Android)/1.15.0(iOS)へのアップデートの配信が週明け頃から開始された。このバージョンでの目玉は、毎日1回目のポケモン捕獲やポケストップへのアクセスでボーナスを得られる「デイリーボーナス」の追加だ。
毎日最初のポケモン捕獲では500XPと600の「ほしのすな」、毎日最初のポケストップアクセスでは500XPとアイテム倍増のボーナスが得られる。また、7日連続のポケモン捕獲で2000XPと2400の「ほしのすな」、7日連続でポケストップにアクセスすると2000XPとさらに多くのアイテムを入手できるとのこと。
500XPというと大したことが無いようにも思えるが、通常のプレイで獲得しようとしたら何分もかかるものを毎日手軽に得られるのはありがたい。
また、ボーナス機能導入を記念して、11月12日の早朝5時(日本時間)まで、ポケモンの出現率やアイテムの入手量が上昇するキャンペーンが実施中だ。通常3~5個のアイテムが6~7個程度に増え、効率的にポケモン集めを進められるようになっているぞ。
・デイリーボーナスで、毎日ちょっといいことが! – Pokemon GO
・Pokemon GO の アプリバージョン 0.45.0(Android / iOS)へのアップデートを開始しました。 – Pokemon GO
・デイリーボーナス開始記念のボーナス! – Pokemon GO
ジムの横取り対策が施されたことにも注目だ。従来は他陣営のジムの名声を削り切って中立化したときに他の人にジムを占領されてしまう事があったのが、今回から一定時間は中立化したプレイヤーしかポケモンを設置できないようになったとのことだ。
バトルのバランスにも、他陣営のジムのポケモン撃破で削れる名声が増え、味方陣営ジムのポケモン撃破で増やせる名声が減るという調整が施された。従来は、強力なポケモンが沢山配置されて奪取が困難になったジムが長期間放置されていることが多かったため、奪い合いを活発にするための調整のようだ。
しかし、ジムを占領してポケコインの報酬を得るだけなら、強化されていないジムを狙った方が楽なことには変わりがないため、効果は限定的とする見方もある。獲得XPなどの報酬も増やして欲しいところだ。
また、自動車運転中にポケモンGOをプレイしていて事故を起こしたりする問題が多発していることから、高速移動が検出されるとポケストップからのアイテム入手ができなくなるという変更も行われた。先月には高速移動中に野生のポケモンが出現しなくなる変更が行われており、今回で高速移動中はほとんどゲームを進められなくなった。電車やバスでの移動中にプレイできなくなったことを残念がる声も多いが、徒歩でのプレイを前提としたゲームなのだから、最初からこうしておくべきだったという意見もある。